2013年11月30日

通信教育はなぜ低く見られるのかー差別の心理を考えるー

これは、ある研究会のテーマです。私なりに考えてみました。

そもそも「通信制大学は低く見られる」のか。
少なくとも10年前まではこれは事実と言えると思います。最近はどうなのでしょうか。私には分かりません。

では、なぜ通信制大学は低く見られるのか。

答えは簡単、入学試験がないからです(一部の大学は除く)。
つまり、偏差値というものが存在しないので、低く見られるのです。

特に受験戦争が激化した平成3年頃は、昼間の大学への受験に失敗した人が夜間の大学に行き、夜間の大学にも合格できなかった人が通信制大学に入学するという構造ができていました。

もちろん、夜学や通信制は、働く人を対象にした大学なので、大学受験に失敗した人以外にも入学生はいます。しかし、彼らは次第に少数派になりつつありました。このため、通信制大学は低く見られると言えます。

通信制大学に少し詳しい人なら、卒業率がかなり低い事を知っています。そんな人は、卒業した人はともかく、単なる在学生のことは、「こいつら、どうせ卒業できないんだろう。」という冷たい目で見ているのかもしれません。


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2012年08月19日

【放送大学】放送授業

 放送大学の放送授業の長所と短所について考えてみたいと思います。あくまでも現時点での話しで過去の事は除きます。

【長所】
・ラジオ番組は、機器などがあれば、いつでも何処で視聴が可能
・テレビ番組は、一部の科目を除き、機器などがあれば、いつでも何処で視聴が可能
・音声や映像による立体的な授業がなされる
・受講生のレベルによって、授業内容が落ちることが無い
・無駄な時間がない

【短所】
・完全に一方的な授業
・質問はできる事になっているが、私は一度も回答を受け取ったことがない
・学生同士の交流が無い
・受講生のレベルによって、授業内容を変化させることがない
・教員から見られていないので、授業に緊張感がない
・発問やミニテストなどを行えないので、授業に緊張感が欠ける
・視聴した記録を取れないので、実際には視聴しなくても単位取得が可能(文部科学省の制度上は10単位まで面接授業単位として扱われる、他の大学では面接授業30単位が必修なのに対し放送大学の面接授業20単位が必修である理由はここにある)

 ここで「受講生のレベルによって、授業内容が落ちることが無い」という長所は案外重要ではないかと思うようになりました。面接授業だと、例えば韓国語の授業で文字の読み書きができない人が、中級レベルの授業に出てきて、「分からない」を連発する事がまれにあります。仕方無いので、先生もレベルを落として、授業の予定範囲が終わらないことがあります。大学の授業が単位を取る事だけが目的なら、それでも良いのでしょうが、きちんと勉強したい人にとっては、正直迷惑です。

 受講生が授業内容を理解できない場合、その原因は大きく二つあります。一つは、教員の教え方が下手な場合です(準備不足やそもそも講義内容を講師が理解していない場合、思い込みによる独自の教え方も含む)。もう一つは、学生側の知識不足があります。

 学生側の知識不足の場合でも、講師の責任にする人もいます。少なくとも、放送授業では、このような場合でも授業進行を妨害されないことは、大きな長所のような気がしています。
posted by sanno at 06:49| Comment(1) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月11日

最終学歴

 以前から感じていることですが、日本では学校卒業の学習に対して理解がないように思います。その原因の一つには「最終学歴」という言葉の存在があるように思います。

 私が調べた限り「最終学歴」には明確な定義がありません。これを文字通り解釈して、最後に卒業、在学中、または中退した学校名と理解している方も多い様に感じます。この考え方を厳格に当てはめると、私の場合、「京都産業大学大学院修士課程修了」ではなく、「放送大学在学中」となります。つまり、大学院を修了していても、まだ大学を卒業すらしていない様に他の方からは見えます。

 すなわち「最終学歴」と言う言葉は、小学校、中学校、高等学校、大学、大学院と言った一直線上に進学していくことを前提にした言葉です。ここではリカレント教育の存在は全くと言って良いほど考慮されていません。換言すると、「最終学歴」と言う言葉は、世の中の変化がゆっくりとした時代の言葉です。

 では何が問題か。例えば、「早稲田大学文学部卒業」した方が、マネジメントを学ぶために産業能率大学の通信教育課程に入学をしようとしたとき、家族から最終学歴が「早稲田大学卒業」から「産業能率大学卒業」に格が落ちるから止めて欲しいと言われたという話しを聞いた事があります。
 また私自身、「京都産業大学大学院修士課程修了」後に「産能短期大学(当時)」に入学しようか話したら、ある方から「最終学歴が短大卒に落とすなんて馬鹿じゃ無いか。」と言われたこともあります。
 つまり、「最終学歴」という言葉が、日本におけるリカレント教育を阻んでいるように感じます。スウェーデンではリカレント教育を上手く利用し、経済の活性化を図ってきたことを考えると、「最終学歴」という言葉の使用は止め、「最高学歴」など他の用語に変える必要があるように思います。
posted by sanno at 10:01| Comment(3) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月17日

ご利用上の注意

 このブログは、実体験に基づいた大学通信教育課程に関する情報提供を目的にしています。その理由は、大学通信教育課程に関する情報が少ないと私自身感じるためです。私は2010年に京都造形芸術大学に入学しました。しかし、京都造形芸術大学に関する情報は恐ろしく少ないので、入学するかどうかかなり迷いました。最終的には、入学相談会で詳しい内容を訊き、入学を決めました。入学相談会は大学の職員が説明するものであり、学生の立場に立った説明はできないものです。ここでは学生の立場で大学通信教育課程について考えてみたいと思っています。

 さて時々、掲示板などで何処の大学が良いのかという質問を見ますが、2箇所以上の大学に行っている人は少ないため、そもそも比較のしようがないのです。入学案内を見て、ある程度の比較は可能です。しかし実際に入学してみないと、分からない事も多いのです。
 特に卒業までしてみないと、細部は分からないものです。事実、科目等履修生しかなっていない奈良大学、近畿大学、北海道情報大学については私も知らないことが多いのが実状です。
 インターネット上で見る大学の比較は通学課程の偏差値や根拠のない噂を元にした憶測・推測の域を出ないものが多く、私に言わせれば嘘と言っても良い書き込みが数多く見受けられます。

 「○○大学通信教育課程は、簡単に卒業できる。」と書いてあるのを良く見ますが、そんな事を言うなら、1年生から入学して4年間で卒業してみて欲しいものです。大学通信教育課程に行くのには、金と時間を使います。通常、家族と職場の理解を必要とします。頭が良いだけでは大学通信教育課程は卒業できません。

 ところで、このブログは関東に在住し、学士入学をしている私の経験を元にしていますので、全ての人に当てはまるとは言えません。全ての地域の方、全ての職種の方、全ての学歴の方、全ての勤務体系の方を想定して書くことは私には不可能です。あくまでも私の目から見た通信制大学です。その辺は、読者の方が適宜判断してお読み下さい。特に、慶應義塾大学、中央大学では一般教養科目は履修していないため、一般教養科目がどの程度の難易度なのか私にも全く分かりません。

 最後に、私の記事にかこつけてコメントでご自身の主張をされる方がいますが、このような行為は絶対にお止め下さいますようお願いいたします。もし、このようなコメントがあり次第、警告なしに削除します。
 ご自身の主張をしたい方は、どうぞご自身のブログ等を開設してそこでなさってください。

 また、制度に関する事など大学に訊けば教えてくれるような質問にはお答えしません(と言うか最新のことは知らないので、答えられない)。また、本ブログに名称を出していない大学については私も知りません。
posted by sanno at 00:05| Comment(5) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月08日

奈良大学のテストなど

友人から奈良大学に関する質問がありましたので、折角なので載せます。

> (1)レポートって、どんな感じのレポートで何通提出するのでしょうか
 2単位科目なら3200字のレポートを一通出せばOKです。但し、3200字には空白を含みませんので、原稿用紙だと400字9枚から10枚程度に相当すると思います。
 問題は、いわゆる一行問題です。「〜について述べよ。」「〜について論述せよ。」といった形の出題形式です。

> (2)試験って、結構、頻繁にあるものなんでしょうか
 奈良本学ではかなりの回数あります。東京のみに限定すると2009年度は6回ありました。他の地域は、年1回程度です。

> (3)事前提示の10問の中から出題とあるのですが、難易度ってどのくらいなのでしょうか
 教科書に書いてある事が出るだけなので、それを書けば良いだけです。全ての問題について教科書に書いてあります。教科書よりも詳しく書く必要はありません。慶應の試験では教科書に3行くらいしか記述されていない事柄が出題されることがありますが、奈良大学ではそんな事はありません。
posted by sanno at 07:14| Comment(0) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月09日

「君たちとは違うから」

 慶應大学や中央大学の通信で、一言、二言しか話しをしたことのない人から「君たちとは違うから」という言葉を、他の学生からしばしば言われました。産業能率大学でも一度だけ言われた事があります。
 「君たちとは違うから」と言った人たちと私が異なる点と思われる点はあります。私は大学を卒業したけれど、彼らは卒業できなかったことです(追跡調査をしたわけではないので、断言はできない)。
 「君たちとは違うから」という言葉を言う人は、上から目線で君たちのようなレベルの低い人たちとは一緒にしないでと拒絶していました。

 慶應大学で「君たちとは違うから」という言葉を言った人の傾向として、有名大学を受験して2年以上不合格になった人が多かったようです。自分は早稲田大学などの一流大学を受験するくらい能力があるのだから、「君たちとは違う」のだそうです。これをまた真に受ける人もいるんですよね。早稲田大学は高校卒業しているか高校卒業見込みで所定の手続きをすれば、誰でも受験できます。私が在学していた当時は、記念受験と称して合格する見込みがほぼゼロに近いにも係わらず、受験料三万円を出して受験する人も結構いました。早稲田大学の受験生が必ずしも勉強ができるわけではありません。

 中央大学の通信では、(旧)司法試験の受験するから「君たちとは違う」だそうです。これも同じで司法試験の受験しているのと勉強ができるのは関係はありません。特に当時は受験の回数制限がなかったので、「最難関の試験を受けている凄い人」を演じている人も少なからずいたのです。

 産業能率大学で「君たちとは違うから」という言葉を言った人は、自分は専門学校卒業で3年次編入したから高卒の「君たちとは違う」そうです。因みに、産業能率大学は3年次編入が入学者の8割を占めるので、この人はごく普通な人です。

 思うに、プライドを持つことは悪いことではありませんが、それが傲慢になってしまい、大学に居場所を作れなくなってしまう学生がいます。大学に行くことが苦痛になり、退学してしまうようなプライドは有害なだけだと思います。
posted by sanno at 07:24| Comment(0) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月05日

レポートの貸し借り

 あるSNSで、「合格レポートを教えてくれたら、お金を払うという申し出があり、それに応じもお礼もなければ、礼金の支払いもない。許せない。」という書き込みがありました。

 レポートの貸し借りは、何処の大学でも多かれ少なかれ行われている事だと思います。私は単位を取る事は結果であり、目的ではないので、レポートを借りたことはありません。いずれにせよ、選択式の問題が出る日本福祉大学などでは、人から解答を教えて貰っても、まずばれることはないでしょう。しかし、記述式の場合には事情が異なります。同じような文章を書いていれば、テキストを丸写ししたか、人のレポートを写したとしか考えられないからです。
 私が卒業した直後、慶應義塾大学通信教育部の部長が交代しました。それから、他人からレポートを見せて貰った学生が厳しい処分を受けることになりました。具体的には、サポート校が作成した模範解答を写してレポート提出した学生が3か月の停学処分となったのです。機関誌に学生番号と処分内容が掲載されたため、公になりました。一人だけではなく、その後も数人が停学処分を受けていたことを鮮明に覚えています。

 さて今回の件では、金銭の授受を条件に面識のない学生相手にレポートの正答を教えているようです。もしそうであれば、それは学生間の助け合いの域を越えており、単なる営利行為です。教えた方にも問題ありと言えそうです。これが慶應で起きた事なら、教えた方も処分受けることになりそうです。
posted by sanno at 20:29| Comment(4) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月21日

今年の夏期スクーリング

 今年の夏、東京電力管内では電力の供給不足が予想されています。このため東京にある大学の夏期スクーリング中でも冷房の設定温度が高めになる、若しくは、冷房の停止が予想されます。思い出せば、私が慶應でスクーリングを受けていた頃は、冷房は完備しておらず、暑い中スクーリングを受けていたことが思い出されます。この時は、スクーリングに扇子または団扇は必需品だったのです。窓を開け放しにしていたので、蝉の鳴き声がうるさいのと暑さで授業になかなか集中できませんでした。

 さらに悪いことは、最近建設された校舎は冷房が正常に稼働することが前提に設計されており、窓も開けられないため風も入ってこず昔の校舎より暑い思いをすることが予想されます。慶應の三田キャンパス、京都造形芸術大学の外苑キャンパスは東京都港区にあるので、計画停電はないと予想されますが、節電をする事は確実です。新しい校舎が多いため、暑い思いをする可能性は大です。逆に、放送大学東京世田谷学習センターのような古い校舎(昭和20年代に建設か?)の方が、今年の夏は快適に過ごせるかもしれません。
 山手線なども窓が開かないので、風も入ってこず、暑い思いをして通学したあげく、蒸し風呂のような教室で授業を受ける可能性も否定できません。

 電力の供給不足の影響は既に出ており、計画停電の可能性がある中央大学多摩キャンパスでは情報演習の授業が中止に追い込まれています。

 どうなるのでしょうか、今年の夏のスクーリングは?
posted by sanno at 07:59| Comment(0) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月19日

卒業率

 通学課程の大学では入学できれば、殆どの学生が卒業できます。しかし、通信教育課程の大学では入学者の過半数は卒業できません。この事実を公開しなければ、通学課程よりは卒業率が低いと予想はできても「入学できれば過半数の学生が卒業できる。」と思って入学してくる人が多いのではないでしょうか。実際、私が平成元年4月に慶應の入学式に出席した時、式の挨拶で経済学部の教授が「卒業できるのは入学者の3%です。」と述べた時、どよめきが起こりました。私は入学前から卒業率が3%であることを知っていましたので、驚きませんでしたが、インターネットが一般化していない当時の一般常識は「入学できれば過半数の学生が卒業できる。」程度でした。
 私は大学が卒業率を公開しないことは、一種の詐欺的行為と感じました。入学者の期待とは実態があまりにも乖離しているからです。例えば、前払いで商品(広く流通する工業製品)の売買契約成立後に、引き渡しが2年後になると言われたらどうでしょうか。商慣行に照らせば、単なる債務不履行です。
 従って入学希望者との期待と実態を乖離させないためにも、卒業率を公開すべきです。公開できないなら、せめて入学者数と卒業者数は公開すべきでしょう。

 卒業率は、事実上、正確に算出することができない事を知っておいてください。算出できた頃にはあまり意味の無い数字になっています。何故か。例えば、2001年4月入学生の卒業率は、

(【2001年4月入学生の2003年9月卒業者数】+【2001年4月入学生の2004年3月卒業者数】+(途中省略)+【2001年4月入学生の2021年3月卒業者数】)÷【2001年4月入学生の入学者数】

で求めるものです。例えば、慶應義塾大学の場合、再入学を含め最長で16年間在学できました(休学を含まず)。ある年度の入学生数はすぐに確定しますが、ある年度に入学した人の内の卒業生数は休学する人がいるので20年後くらいにならないと確定しないのです。従って、卒業率の正確な算出はできないと言って良いでしょう。
 慶應義塾大学の時の経験では、入学して1年間だけ在学して中途退学する人が非常に多かったように思います。

 色々な所で、慶應義塾大学の通信教育の卒業率は3%と書いてあります。全くの嘘ではありませんが、過去の話と言って差し支えないと思います。私が卒業した当時の経済学部の卒業率は、確かに3%でした。しかし、法学部は5%、文学部は8%程度でした。あまり差がないと言われれば、それまでですが、考えようによっては文学部は経済学部の3倍近い卒業率があったわけです。

 この慶應義塾大学の卒業率は、大学が発表した資料を元に私が算出したものです。上記の算出方法では、事実上、卒業率の算出は不可能です。このため、簡便な方法として、例えば、2001年4月入学生の卒業率を、

【2005年3月卒業者数】÷【2001年4月入学生の入学者数】

で求めています。
 さて、現在の慶應義塾大学通信教育の卒業率は、20%位あるみたいです(大学のサイトに入学者と卒業生数が記載されています)。私がいた当時は、基本的に全員入学できました。このため卒業する意思も無い方も数多く入学してきたように思います。当時は学費も安く、気軽に入学できたからです。
 しかし、平成4年入学から入学に際し試験(課題)が科せられました。初回はこの課題も出せば、通ったようです。しかし、年々、不合格になる人の割合も増えてきたようです。すなわち入学者を絞ったことで、卒業率が上がってきたのではないかと思われます。

 ここで一つ気を付けなくてはならないことは、2年半で卒業した人も、16年間かかって卒業した人も卒業生です。最短で卒業する人は、卒業生の中でも数割程度と考えた方が無難です(平成5年頃は卒業生の約1割程度、入学者全体で見ると約0.5%)。また、卒業生には、他大学卒業者および短期大学卒業生が多かったのが特徴です。私が在学していたときには、他大学の法学部を卒業してから、慶應通信の法学部に入って来た方が何人かいました(慶應卒が欲しいためです)。このような方は卒業しやすいのは当然の事でしょう。つまり、慶應通信の卒業生数は、16年間かけて卒業した人や他大学の同じ学部の卒業者を含めた数であることを念頭に置いて見る必要があります。

 いずれにせよ慶應義塾大学の通信教育の卒業率は3%というのは、今では都市伝説と言って差し支えないでしょう。噂には惑わされないようにしましょう。

最近見つけたブログ
http://www.dead-pigeon.net/archives/477
に数字に基づいた分析がなされていますので、そちらもご覧下さい。

 中央大学の卒業率は20%程度のようです(大学の公式サイトから算出)。中央大学では専門学校との併修制度があり、数字が高めに出ているのかもしれません。併修校の専門学校生を除いた学生のみに限定すると、この数字はこの数字はもっと下がるのかも知れません。
 産業能率大学の卒業率は40%位だそうです。自由が丘産能短期大学の卒業率は60%程度だそうです。3年くらい前に大学の職員から聞きました。
 日本福祉大学は、ホームページによると50%位です。
 放送大学の卒業率は、近年、40%程度です。放送大学については珍しく大学評価・学位授与機構のホームページに正確な値が公開されています(http://www.niad.ac.jp/sub_hyouka/ninsyou/hyoukahou201103/daigaku/no6_1_1_housou_d201103.pdf の29頁参照)。卒業率は低いと言われていますが、これは偽りと言えます。但し、3年次編入も含めて4年間で卒業できるのは25%程度です。
 放送大学大学院の修了率は、80%程度です。但し、最短の2年間で修了できるのは60%から70%程度です。
 京都産業大学大学院の1期生は4人しかいなかったこともあり、修了率は100%です。2期生以降は聞いていないので不明です。
 京都造形芸術大学は、入学者数が分かりません。このため卒業率の算出が不可能です。正科生の在学生は6500名程度、卒業者数は400名程度です。根拠のない私の推測では、卒業率は20%程度ではないかと思います。
 早稲田大学では、卒業率が高いようです。入学試験を課している上、入学金・学費が他の通信制の大学と比べ非常に高いため、冷やかし的な入学者が少ない事がその理由だと思います。
 他の大学については噂を含めて聞いたことがありません。
(元記事2008年5月19日)
posted by sanno at 07:25| Comment(17) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月18日

放送大学は楽に卒業できるか?

 放送大学は楽に卒業できる。間違いない。私の場合には。

 ゴシップネタ風に書き始めてみましたが、これは本当の事です。長年、選科履修生をやっているので、1年次で入学してもコースによっては入学と同時に卒業要件を満たしてしまうからです。

 私の話しなんかはどうでも良い事でしょう。さて真面目な話し、放送大学は他大学と比べると楽に卒業できます。何故か。放送授業が充実しているからです。小難しいテキストを読んでも理解し困難ですが、テレビやラジオでの解説があると理解が飛躍的に進みます。しかも放送授業はペースメーカーとして最適です。いつまでに何をしないといけないか分かります。今年10月からはBSデジタルでの放送が開始され、テレビ科目は全国で視聴が可能となります(ラジオ科目は無理か?)。

 放送授業が一般の講義と異なる点は、放送という媒体を使うため、雑談が無いことです。また受講生を笑わせるなど飽きさせない工夫がやりにくいため、聞いていると途中で飽きてしまいやすいのだと思います。このためか私の知り合いでも放送授業は嫌いという人も少なくありません。また放送授業、特にラジオ科目はテキストの棒読みと批判されることが多々あります。講師の名誉のために書くと、ラジオ科目は学生が講義に集中できるように、テキストは講義内容をそのまま書いてあるのです。すなわちテキストは講義を聴いた後、復習のために読むものなのです。講師はテキストを読み上げているわけではありません。
 放送授業は好みもあるので、一概には言えませんが、私は放送大学の放送授業を気に入っています。単位とは無関係に、いくつか授業を視聴しています。

 ところで、かつては放送大学も卒業するのは大変だったようです。卒業研究が必須であった事、今とは異なり面接授業は倍率が高くなかなか履修できなかった事があります。しかも、インターネットの利用はなく、テレビ科目はビデオテープに録画、ラジオ科目はカセットテープに録音しておくか、学習センターまで視聴するするしかありませんでした。今は放送大学を取り巻く環境も大きく変わり、かなり学びやすくなっています。面接授業は空席が目立つなど履修しやすくなり、放送授業もインターネットで殆どの科目を履修できるようになりました(テレビ科目は新規開講科目のみ)。
posted by sanno at 00:06| Comment(6) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月16日

私が質問に答えたくない理由

 こんなブログにも時々、ご質問を頂くことがあります。しかし、私は質問に答えたくありません。先日のご質問にあったように、その後、何もご連絡が無いことがあまりにも多いためです。中には、苦情を言ってくる人もいます。こちらも時間をかけて回答しているのですから、何か礼の一言もあってしかるべきだと思います。

 当たり前の事ですが、初めてコメントする方は最低でも「こんにちは。」「初めまして」などの一言でも挨拶すべきだと思います。挨拶も自己紹介も無しにいきなり質問した人がいましたが、人間性を疑います。このようなコメントがあれば、即刻削除します。

 また、質問の多くが、あまりにも漠然とした内容のものが多く、答えようのない状況です。明確な質問の殆どは、入学案内を良く読めば分かるものばかりです。

 当ブログでは、原則として質問されてもお答えしない事とします。

 
posted by sanno at 00:52| Comment(3) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月15日

慶應義塾大学の卒業は難しいのか

 「慶應義塾大学に編入しようと思うけど。」と時々相談を受けます。私の答は「今のことは分からない。」です。私は慶應義塾大学を卒業はしていますが、いかんせん20年近くの前の話であり、恐らく私のいた頃とはかなり変わっていると思うからです。これは他の方のブログ等についても同様です。このような事は、最近、卒業された方に訊く事をお奨めします。

 私が慶應義塾大学経済学部通信教育課程を卒業できた理由の一つには、最初に在学していた大学時代にも経済学を独学で学んでいた事があります。ちなみに最初の大学では理科系の学部を卒業しました。
 正直な事を書くと、私は慶應の通信に在学中、それほど勉強していません。少なくとも最初の大学の時ほどは勉強していません。まず英語については仮認定されたこともあり、スクーリングを除けば、全く勉強していません。科目試験の時に初めてテキストを開いた位で、何もしていません。また統計学も当時も必修科目でしたが、前の大学で履修していれば認定されたため、全く勉強していません(仮認定ではない)。専門科目は、電車の中で1回だけテキストを読み、参考書を探してレポートは書きました(例外的に2回読んだ科目もある)。しかし、それだけです。卒業論文だけは初めてと言うこともあり、それなりに勉強をしました。

 では、私が慶應義塾大学文学部3類の通信教育課程に1年次から入学したと仮定して、仕事しながら4年間で卒業できるかと問われれば、正直、卒業できる自信はありません。私は文学に関する基礎知識がなく、そもそも文学作品はあまり読まないので、作品も知りません。基礎知識が乏しい分野では、卒業にはかなりの年数を要すると思います。

 あるサイトを見ていたら、「慶應ではNewsweek等を辞書無しですらすら読めないと、英語の単位が取れない。」と書いてありましたが、その投稿者も実際に体験したわけではなく単なる噂を書いたものでした。今はどうなっているのか知りませんが、私が在学していたころは、慶應ではNewsweek等を辞書無しで読めなくても、英語の単位は取れました。確かに科目試験に10回以上不合格になったという話しは当時からいくつも聞きましたが、それは試験が難しいのではなく本人の不勉強に起因するものでした。
posted by sanno at 19:33| Comment(0) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月14日

産業能率大学は簡単か

 産業能率大学を卒業する事は簡単だとネット上で書かれることがある。これは本当か。私の感想としては本当だったと言って良い。但し、これは2003年頃の話である。
 この頃は、レポートは記述式のものが減り、OCR形式のものが激増した(最近は記述式が増加傾向にある)。
 必修科目は無くなった(2010年から復活)。
 テキストは産能オリジナルテキストが多く読みやすいものが多かった(現在は小難しい市販の書籍が増加)。産能オリジナルテキストは、長年に渡る社会人教育の経験を踏まえて作成されており、理解しやすいように作成されている。
 しかも、科目修得試験を受けるのに、通信授業用のレポートの提出すら必要でなかったのである。単位を取るためにはレポートの合格が必要だったことは書くまでもない(現在はレポートの合格が受験要件になっている)。
 科目修得試験も私が見る限り、当時と比べると現在は難易度が上がっているように思われる。試験時の持込許可物品は、テキストは勿論のこと、他のものを持ち込める科目も多かった(現在はテキストのみ可の事が多い)。
 追加履修できる単位数は無制限で、ほぼいつでも追加履修ができた(現在は8単位までしか追加履修できない上、追加履修できる期間が限定されている)。このためスクーリングの開催の4週間くらい前でも追加履修が可能であった(現在は予習をする期間を設けるため、このようなことはできない)。
 またスクーリングが数多く開催されており、2単位のスクーリング開講科目のみを中心に追加履修していれば、スクーリングだけで卒業単位を満たすことが可能だった(現在は事前課題が課せられ、スクーリングと言えども以前ほどは楽ではない)。現在はコース選択が義務づけられた上に、追加履修の制限があり、スクーリングだけで卒業単位を満たすことは殆ど不可能になっている。

 学士入学で入学した場合、2003年当時の産業能率大学通信教育課程を卒業するためには、慶應義塾大学通信教育課程を卒業するために使う労力の1/10で済むと感じたのが私の実感である。その根拠は、慶應義塾大学経済学部では外国語、統計学と卒業論文の履修が必須で、専門科目でも通信授業で40単位以上取得することが卒業要件となっていた。また慶應では、試験の過去問も公開しておらず、レポートや試験も合格しにくかったからである。しかも私が在学していた頃の慶應は年間8単位までしかスクーリングを登録できなかったのである(現在は慶應も制度変更している)。
 地方在住者の場合、大学まで通学する労力や大学のサポート面を全て等も含めると、2003年当時の産業能率大学通信教育課程を卒業するためには、慶應義塾大学通信教育課程を卒業するために使う労力の1/20で済ませられる(学士入学の場合)。大都市在住の場合、産能なら東京まで来なくてもスクーリング単位を容易に満たすことができる。ところが慶應の場合、東京まで行く何回か行く必要が出てくる。しかも主に夏期スクーリングを利用する事になるので、それを考えるだけも社会人にはかなりの困難を伴う。

 産業能率大学が卒業しやすい理由の一つとして、産業能率大学通信教育課程では主に経営学を学ぶ事にある。産業能率大学の経営学は使いにくい理論ではなく実践を伴った理論である。このため社会人ならば、身近な事柄を実感を持って学べる内容が大変多いのである。抽象的な学問ではなく、具体的であるが故に社会人には理解しやすいのである。私の印象としては、普段の仕事の中で疑問に思っていたことを体系的に説明してくれる授業であった。逆に言えば、高校を卒業してすぐに産業能率大学に入学した場合、産業能率大学での学びは抽象的な学問となってしまい、理解困難かと思われる。

 さて当時と言えども、簡単に卒業できたのは自由が丘キャンパスに日帰りで通学できる学生に限られた話しである。スクーリングに出て真面目に授業を受けていれば、余程の事が無い限り単位を落とすことはない。しかし、通信授業では自己を律してレポートを書き、試験勉強をしないとならないのである。それでも、とりあえず科目修得試験を受け合格した科目のみレポートを書くという荒技を使えたので、現在と比べると楽に単位を取れた事には違いない。

【結論】現在の産業能率大学を卒業する事は、難しくはないが簡単とまでは言えない。
posted by sanno at 06:58| Comment(0) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月08日

サイバー大学世界遺産学部募集停止

 サイバー大学の世界遺産学部が募集停止した。まだ卒業生を出していないにも係わらずである(繰り上げ卒業は除く)。初年度から大きく定員割れを起こしていたので、来るべき時がきたという感じか。
 正直、無責任というのが私の感想である。株式会社立大学だからとか言う気はないが、正直言って当初から学生募集は難しいのではないかと思っていた。
 まず通信制の大学にしては、学費が高すぎる。特に世界遺産学部の入学者は、中高年者などを対象にしているはずである。これが仕事に役立つなら、少々高い学費でも出す人はいるであろう。しかし、いわば趣味の範囲ならそれほど高い学費は出せないであろう。
 しかも、「スクーリングも一切ありません」という売り文句が逆効果になったのではないか。世界遺産学部で実物を見ないでどうするのか。もし、インターネットを使えば全てを伝えることができると、大学が考えているならば、それはICT技術への過信である。
 また、中高年者は仲間作りを目的として入学している人もいるかと思う。スクーリングなど他の学生との交流を持つ機会のない大学は魅力に欠けるものと思う。世界遺産学部に興味を持っている人は、大学卒業も重要だが、同じくらいに仲間作りも重要なのではなかろうか。
 世界遺産学部の開講科目自体は非常に興味深いものが多かった。それだけに学生募集停止は残念でならない。テキスト科目を設けるなどして学費を抑え、実地見学を含むスクーリングを設ければ、世界遺産学部もそれなりに学生は集まったものと思う。世界遺産学部については経営戦略のミスと言わざるを得ない。

追記
2011年3月末日付けで吉村作治氏が学長を退任した。特に世界遺産学部の客寄せパンダとして学長に就任した吉村作治氏にも責任の一端はあるのではないか。
posted by sanno at 22:36| Comment(2) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月03日

日本福祉大学の感想

 4年前に日本福祉大学福祉経営学部の通信教育課程に入学しましたが、この3月で学習を終えることとしました。3年前に一度は卒業して、その後は科目等履修生として学習を続けてきました。我ながら良く続けたものです。居心地が良かったのだと思います。
 その理由はいくつかあります。まず、インターネットで科目終了試験を受験できること。しかも、時間の拘束が緩やかなことがあります。試験日なら10時から21時まで受験が可能だからです。次に、学費が1単位5,300円と比較的安いことです。しかもオンデマンド授業でも追加の料金はかかりません。また、通信指導はインターネットを使って提出できます。しかも、選択式の問題のみなので、コツコツと地道にやれば誰でもできる問題です。
 スクーリングは土日で完結し、2単位修得できます。しかも本学以外にも各地で行われています。
 日本福祉大学は簡単に単位を取れると言われることが多い様です。私の経験からしても事実だと思います。特に、テクニックを身につけていれば、いくらでも手を抜くことができます。それが非難されることも少ないように思います。
 私が思うのは、確かに日本福祉大学は簡単に単位を取れます。しかし、通信授業のテキストはしっかりしており、真面目に学ぶ意識があればきちんと学べるかと思います。特に生涯学習として学ぶなら、他人からの評価や簡単か否かは関係なく学べば良いかと私は思っています。逆に言えば、楽をしようと思えばいくらでも楽ができるので、自分をきちんと制御できないと、何も身につかずに終わってしまう危険性がある大学とも言えます。

追記
日本福祉大学福祉経営学部の通学課程は、2010年度から学生の募集を停止しました。日本福祉大学福祉経営学部は、いずれ通信教育課程単独の学部になります。しかし、2003年に経済学部から分離独立した経営系の学部が僅か7年で学生募集停止とは何とも情けない話しです。
posted by sanno at 23:26| Comment(3) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月01日

サテライトキャンパス

 昨年4月に京都造形芸術大学に入学して、初めてサテライトキャンパスなる処に通うことになった。今までも近畿大学、奈良大学、京都産業大学大学院、日本福祉大学(愛知県)、北海道情報大学など首都圏以外の大学にお世話になったことはあるが、サテライトキャンパスに通うのは初めてである。近畿大学等では、一時的に他の学校の校舎や会議室等を借りてスクーリングや試験が行われており、毎回開催場所が変わることも珍しくない。

 ある意味、京都造形芸術大学の東京(外苑)キャンパス設置は通信制の大学では、国立大学に準じる放送大学の学習センターを除くと、初めてのサテライトキャンパスと言っても過言ではなかろう。

 ちょっと理屈っぽいがここでサテライトキャンパスの定義をしておこう。

 サテライトキャンパスとは、大学の主要な施設に隣接せず独立した校舎(建物の一角でも可)を有し、事務の一部を扱える事務員が常駐する施設である。

 実は、愛知産業大学・短期大学、大阪芸術大学も東京にキャンパスを有しているが、事務員は常駐していない。これに比べると、昨年4月に設置された京都造形芸術大学外苑キャンパスは、事務員が常駐し、建物も完全に独立しており、しかも緑の中にあり、サテライトキャンパスとしての完成度は極めて高いと言える。

 サテライトキャンパスを使って感じた事。
●20歳前後の学生の姿を殆ど見かけない
●図書の貸し出しを受けられない
●図書を閲覧も遅い時刻まではできない
●食堂がない

 これらの事が私に外苑キャンパスを大学らしいと感じさせない理由になっている。私が放送大学を今ひとつ好きになれない理由は同様である。
 私にとって大学とは、非日常を楽しむ空間でもある。食堂が無ければ、外に食べに行けば良いというのは正論である。しかし、食堂という場所は、他の学友と偶然あう場所でもある。だから私は少々美味しくなくても学食で食べることとしている。
 やはりこれがサテライトキャンパスの限界なのかもしれない。
posted by sanno at 11:54| Comment(0) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月12日

大学の選択に際して

 私は関東在住ですが、現在、京都造形芸術大学の通信教育に在学しています。そこで他大学の友人に良く訊かれるのが「京都まで行っているの?」と言う言葉です。
 回答は「(大学のために)京都まで行った事がない。東京のサテライトキャンパスで全て済ませている。」です。不思議なのですが、大学の名称に京都などの地名が付くとそこまで行かないと卒業できないと思い込んでいる人があまりにも多い事です。確かに20年くらい前までは、通信制の大学でも何回かは本学のキャンパスまで行かないと卒業できない場合が多かったことは事実です。しかし、最近は様相が変わってきており、インターネットだけで卒業できる大学も存在するほどです。地方でのスクーリング開催やサテライトキャンパスは当たり前の時代に入っています。
 大学の名称のみを見て、卒業できないと短絡的に判断する事は避ける事をお奨めします。

 私は愛知県にある日本福祉大学を卒業していますが、三年次編入の場合、本学まで行かなくても卒業は可能です(特に東京近郊に在住の方)。産業能率大学・自由が丘産能短期大学でも名古屋開催のスクーリング・科目修得試験だけで卒業した方も数多くいます。北海道情報大学も三年次編入の場合、本学まで行かなくても卒業は可能です。
 逆に、中央大学、奈良大学、近畿大学、京都産業大学大学院は何回かは本学キャンパスまで行く必要があります。
posted by sanno at 08:05| Comment(0) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月08日

通信制大学での語学学習

 最近、大学で語学の授業を取ることが多くなってきました。正直言って、私は語学の才能はないらしく学習にはとても苦労しています。でも、ある程度分かってくると面白くなるものです。
 私の場合、学士入学で大学に入るので、語学は免除される事が多いため、卒業要件に入っていない語学はあまり履修しませんでした。
 ところで、通信制大学での語学学習を考えると、あまり恵まれた環境には無いように思います。

 比較的科目が揃っているのは、放送大学と京都造形芸術大学です。放送大学では今は開講されていない科目を含めると英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語、韓国語、アラビア語、スペイン語と国連の公用語を全て含んでいます。この他にも面接授業のみ開講されるフィリピン語(タガログ語?)などもあります。京都造形芸術大学では、英語、フランス語、イタリア語、中国語、韓国語が開講されています。
 慶應義塾大学でも英語、ドイツ語、フランス語が開講されていますが、学士入学者には履修制限があるようです(過去の話)。この他にも面接授業のみ開講されるロシア語などもあります。中央大学でも英語、ドイツ語、フランス語が開講されています(過去の話)。近畿大学では英語、ドイツ語、中国語が開講されています。
 北海道情報大学、奈良大学では英語と中国語のみの開講となります。産業能率大学、日本福祉大学では英語のみ開講しています。
 語学は大学で学ぶ科目ではなくなってきているのかもしれません。
posted by sanno at 23:11| Comment(2) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月24日

【回答】産能能率大学の通信の卒業

【ご質問】
 産能能率大学の方の卒業生とお聞きし、卒業の難しさ 程度の方 お伺いできればとお書きしました。 慶応や法政などの通信はほとんど卒業が難しいと聞いてます。 なにぶん普通の昼間の大学程度の勉強で働きながらそれほど無理なく、産能能率大学の通信の卒業を目指すのは 甘い考えでしょうか。それとも7−8年かかるものでしょうか。

【回答】
 難しい質問ですね。私は大学の職員でもないので、入学者のデータを持ってなく、一般論としてもお答えできません。普通の昼間の大学程度の勉強という言葉の持つ印象は、個人差も大きいので何とも言えません。

 私の産業能率大学での限られた交友関係で述べると、殆どの卒業生が最短の最短の所要年数で卒業しています。つまり、3年次編入学なら、2年間で殆どの学生が卒業しています。しかし、彼らがどの程度学習時間を割いているかは、私は知りません。また、彼らは自由が丘に通える範囲に住んでいる方が大半です(静岡、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城などの日帰り圏内全てを含む)。サンプル数は500名程度とお考え下さい。当たり前の話しですが、私と会話を交わすことなく、卒業または中退される方が殆どですので、これが何処まで参考になる話しかは私にも分かりません。
 逆にそれとも7−8年かけて卒業した人は殆ど会ったことがありません。地方在住の方や、病気や介護などの事情があって休学していた方でたまにいらっしゃいます。


 学習量云々もですが、むしろ金曜日から日曜日にかけて開催される自由が丘でのスクーリングに出席しやすい方なら、最短での卒業はそれほど困難では無いように思います。
posted by sanno at 23:30| Comment(4) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月28日

通信教育課程はレベルが低いか

 顰蹙を覚悟で、正直ベースで「通信教育課程は通学課程と比べてレベルが低いか」と言う点について触れてみたい。
 この問題については、通信教育課程と通学課程の両方を知っている慶應義塾大学について書いてみることとする。

 結論だけ書くと「通信教育課程は通学課程と比べてレベルが低い」と言える。その根拠を述べる。まず通学課程では第一外国語が10単位程度、第二外国語8単位程度必修科目である(学部によって単位数は異なる)。これに対し、通信教育課程では第一外国語が8単位必修であるだけである。通学課程でも第二外国語が卒業のネックになっていることが多い。通信教育課程では第一外国語で苦しんでいる学生が多く、第二外国語まで必修にしたら、それこそ殆どの学生が卒業できないと思われる。
 また、学部によって異なるものの、卒業に必要な単位は通信教育課程より通学課程の方が多いことが多い。
 慶應義塾大学経済学部の通学課程の学生のノートを見せて貰った事があるが、その内容は数式を多用し、通信教育課程の殆どの学生には理解不可能なレベルであったように思う。また、知り合いの慶応女子高校出身の通学課程の学生は、ドイツ人とドイツ語で普通に話していた。これには驚いた。また英語は話せて当たり前という雰囲気があった。通信教育課程の学生では見た事のない人ばかりだった。
 通信教育課程では広く浅く学ぶという傾向が強いが、通学課程では狭く深く学ぶ傾向が強い様に思われる。

 一般論として書くと、私が二十歳の頃は、何処の大学でも第二外国語の履修は必修だった。ところが、通信制の大学では、当時から第二外国語の履修は必要ではない。

 これはあくまでも一般論であり、産業能率大学のある教員に訊くと、通信教育課程の学生の方が優秀だと言っていた。産業能率大学では、既に他の大学を卒業してから来る人も少なくないからであろう。
posted by sanno at 19:35| Comment(3) | 大学通信教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする